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坂本龍一が地雷廃絶を訴えて世界のミュージシャンたちとつくったチャリティ盤<ZERO
LANDMINE>(WPC6-10126)が売れている。嬉しいことだ。偽善と言いたいやつには言わせておけばいい。それによって集まった利益が地雷の撤去というきわめて具体的な目的に役立つのだから、それで十分ではないか。その上で言うのだが、これは音楽としても素晴らしい聴きものだ。クラフトワークのサウンド・ロゴ(昔のまま、しかし絶妙にはまっている)に始まり、かつてのYMOとJAPANのメンバーを中心とする強力なバンドが骨組みを支えるなかで、イヌイットからモザンビークにいたるさまざまな民族の歌をちりばめたグローバルな音楽の旅が展開され、最後にJ-POPのスターたちが少年少女合唱隊とともにメッセージ・ソングを歌うという贅沢な構成は、オペラ「LIFE」のポピュラー版と言ってもよい。またその歌が、誰にでも歌える歌詞とメロディをもちながら、けっして卑俗に堕すことなく、それどころか「恐れと怒り」を歌う7節などは実に深い響きを奏でる。さすがは坂本龍一と言うべきだろう。CDには、他に、作詞者であるデイヴィッド・シルヴィアンが独特の悲しみをたたえた声で歌うソロや、坂本龍一のピアノ・ソロなども収録されていて、飽きることがない。まだこのCDを買っていない人がいたとしたら、ただちにCDショップへ! |
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